第57問 日本語の用法の問題
次の4つの文の中に、誤りのあるものがあります。それをひとつ選んでください。
a. そんな歯の浮くようなお世辞を言うなんて、あなたらしくもない。
b. あまりの寒さに、歯の根が合わなかった。
c. その問題はむずかしくて、とうてい歯が立たないと思いました。
d. あいつは歯に絹着せぬ物言いをする。
正解(誤りがあるのは)は d. の「あいつは歯に絹着せぬ物言いをする。」です。
「歯に絹着せぬ」ではなく「歯に衣着せぬ」で、これは「相手の気持ちなど考えず、思ったとおりをずばりと言うこと」を意味する慣用句です。英語ではtalk cold turkey(ずけずけ言う)、outspoken(遠慮のない、あけすけな)などが、これに当たります。慣用句として覚えていないと意味不明という点ではtalk cold turkeyがぴったりかもしれませんね。
ほかにいくつか、身体にまつわる慣用句を挙げてみると、「手を抜く」「目に入れても痛くない」「口は災いの元」「腹を割って話す」「足が出る」など、いろいろあります。
逆に英語の、身体にまつわる慣用句もいくつか見ておきましょう。
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