Top▲

英日翻訳講座 翻訳ダンベル
目次      🎲      講座・コラム一覧  

第57問 日本語の用法の問題

次の4つの文の中に、誤りのあるものがあります。それをひとつ選んでください。

a. そんな歯の浮くようなお世辞を言うなんて、あなたらしくもない。
b. あまりの寒さに、歯の根が合わなかった。
c. その問題はむずかしくて、とうてい歯が立たないと思いました。
d. あいつは歯に絹着せぬ物言いをする。

解答はこちら     Tweet


解答・解説

正解(誤りがあるのは)は d. の「あいつは歯に絹着せぬ物言いをする。」です。

「歯に絹着せぬ」ではなく「歯に衣着せぬ」で、これは「相手の気持ちなど考えず、思ったとおりをずばりと言うこと」を意味する慣用句です。英語ではtalk cold turkey(ずけずけ言う)、outspoken(遠慮のない、あけすけな)などが、これに当たります。慣用句として覚えていないと意味不明という点ではtalk cold turkeyがぴったりかもしれませんね。

ほかにいくつか、身体にまつわる慣用句を挙げてみると、「手を抜く」「目に入れても痛くない」「口は災いの元」「腹を割って話す」「足が出る」など、いろいろあります。

逆に英語の、身体にまつわる慣用句もいくつか見ておきましょう。

引用元ページへ

問題はこちら     Tweet



Copyright (C) 2006-2024 Marlin Arms Corporation.

当サイトでは、第三者配信による広告サービスを利用しています。このような広告配信事業者は、ユーザーの興味に応じた商品やサービスの広告を表示するため、当サイトや他サイトへのアクセスに関する情報(氏名、住所、メール アドレス、電話番号は含まれません) を使用することがあります。この処理の詳細やこのような情報が広告配信事業者に使用されないようにする方法については、ここをクリックしてください。

当サイトに不適と思われる広告が表示された場合は、連絡ページからその広告に表示されるURL(アドレス)をご連絡いただけると幸いです。URLを指定することにより表示しないようにすることが可能です。それ以外の制御は今のところ困難ですのでご容赦ください。