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マーリンアームズ株式会社

DictJugglerのアイコン

DictJuggler入門

ブラウザウィンドウと辞書ウィンドウ

DictJugglerを初めて起動すると、つぎの3種類のウィンドウが表示されます。

  • この文書が表示されている「ブラウザウィンドウ
  • やや小さめの2つの「辞書ウィンドウ
  • 入力欄と「OK」ボタンのついた小さな「クイック辞書引きウィンドウ

この文書が表示されている「ブラウザウィンドウ」では普通のインターネットブラウザと同じように、URL(アドレス)を入力してウェブページを見たり、リンクをたどったりすることができます。違うのは、ウィンドウ内の単語をクリックしたり、語句を選択(ハイライト)したときの動作です。単語をクリックするだけで、インターネットの各種サイトを利用してその単語の意味を調べたり、その単語に関連するページを検索したりできます。下で詳しくご説明しますが、Wordのファイルやテキストファイルも、表示して「クリック辞書引き」をすることができます)。

検索の結果は「辞書ウィンドウ」に表示されます。DictJugglerはその名の通りDictionary(辞書)をJuggler(ものを投げる曲芸師、大道芸人)のように自由自在に扱うことを目的として製品化されました。DictJugglerが扱う「辞書」として、英和・和英辞典や国語辞典、漢和辞典などの一般的な意味での辞書はもちろん含まれていますが、検索エンジンや百科事典、地図、オークションサイトなども「辞書」に見立てて検索します。さらに、インターネット上の「辞書」だけでなく、コンピュータ内部にある辞書引きソフト(ローカル辞書ソフト)を起動して辞書を引くこともできます。

以下ではまず、インターネットを使った「辞書引き」機能をご紹介します。ローカル辞書引き機能についてはその後でご紹介します。

単語をクリックするだけで複数のサイトを検索

DictJugglerでは、今お読みの「ブラウザウィンドウ」に表示された単語をクリックするだけで、インターネットの各種サイトを利用してその単語の意味を調べたり、その単語に関連するページを検索したりできます。あとで例を見るように、ウェブページだけでなく、テキストファイルやWordで作成されたファイル、RTFファイルなどにも対応しています。

  • 意味のわからない英単語の意味はその単語をクリックするだけ。 たとえば、下の英文の単語をどれでもクリックしてみてください。 開いている2つの「辞書ウィンドウ」で同時に検索が行われ、単語の意味やその単語の検索結果がそれぞれのウィンドウで表示されます(辞書ウィンドウが隠れて見にくい場合は、「環境設定...」の「一般」の「ウィンドウ」にある「辞書引き後に辞書ウィンドウを手前に移動」をチェックすることをおすすめします)。
    Marlin Arms Corporation is based in Tokyo, Japan, and was founded in January 1993. We specialize in natural language processing both by human and by software. The name DictJuggler comes from dictionary and juggler.
  • 日本語の文章にある、難しい単語の意味や難しい漢字の読み、人物も簡単に調べられます。下の単語をクリックしてみてください。 たとえば、「小林一茶」をクリックすれば、国語辞典とGoogleの両方で小林一茶について調べることができます。
    小林一茶  孫文 千客万来 一騎当千 羽化登仙 刻苦勉励
  • 複数の英単語からなる語(複合語)や日本語で文字種の違う文字列からなる表現 (たとえば漢字と仮名が交じっている表現)を調べたいときは、対象の文字列を選択(ハイライト) してマウスボタンを放します。たとえば、下にあげた表現で試してみてください。 先頭の単語(文字)をダブルクリックしてすぐにドラッグ(ダブルクリックの2回目でボタンを放さずにマウスを移動) させると、選択しやすいのでお試しください。
    情けは人の為ならず
    蓼食う虫も好き好き

「サービスメニュー」で他ソフトからワンタッチ辞書引き ←便利! おすすめ!

「サービス」メニューを使うと、他のアプリケーションを利用しているときにも、DictJuggler(および連携可能な所書引きソフト)を使って簡単に検索することができます。 テキストエディット、Safari、メール、プレビュー、ターミナル、PagesなどApple純正アプリケーションのほか、Jedit X、OmniOutliner、emacsなどからも利用できます(emacsからご利用の場合は、リージョンを選択しクリップボードにコピーしてからサービスメニューをご利用ください)。 次の手順でお試しください。

  1. そのアプリケーションのウィンドウ内で辞書を引きたい単語を選択します。
  2. 右クリック(マウスの右ボタンを押すか、controlを押しながらクリック)して、表示されるメニューからDictJugglerを選択します。
    もし、右クリックしてもDictJugglerが表示されないようでしたら、アプリケーションメニュー(画面左上のリンゴの右側に表示されているアプリケーションの名前の書かれたメニュー)から[サービス]→[DictJuggler]を選択します。
    もし、このメニューにもDictJugglerが表示されないようでしたら、[システム環境設定]→[キーボード]→[キーボードショートカット]→[サービス]の順に選択して、右の欄(ペイン)の[テキスト]の下の方にある[DictJugger]をチェックします。一旦ログアウトして、サービスメニューにDictJugglerが表示されることをご確認ください。

これで検索結果がDictJugglerの辞書ウィンドウに表示されます。

DictJugglerの初回起動時には、「サービス」メニューに「DictJuggler」という項目が表示されないことがあります。この場合はいったんログアウトし、再度ログインしてください。また、DictJuggler本体が「アプリケーション」フォルダに置かれていることを確認してください。

一部「サービス」に対応していないアプリケーション(WordやFirefoxなど)もありますのでご注意ください。 サービス非対応のアプリケーションでは、文字列を選択してから「サービス」メニューを開くとすべての項目がグレーになっていて選択できません。辞書引きしたい文字列を選択して、その文字列をDockのDictJugglerのアイコンにドラッグして辞書引きするのが簡単です。
あるいは、対象の文字列をコピーしておいてから、DictJuggerの「クイック辞書引きウィンドウ」にペーストして辞書引きしてください。

次の手順で、キーボードだけを使った操作で辞書引きができます。
  1. 対象文字列をcommand+Cでコピーします。
  2. command+tabでアプリケーションを切り替えてDictJugglerを表示します。
  3. command+/で「クイック辞書引き」を表示します。
  4. command+Vでペーストします。
  5. Returnキーで検索します。

また、Keyboard Maestroなどのソフトウェアを使うと、この動作をひとつのキー(あるいはキーの組み合わせ)を押すだけで実行してくれます。

キーボードショートカットの割り当て ←便利! おすすめ!

サービスメニューを使った辞書引きにはキーボードショートカットを割り当てることができます。キーボードショートカットの割り当てを行っておくと、いろいろなアプリケーション(プレビューやMail、エディタなど)からワンタッチで辞書引きを行うことができます。この機能を使うと、たとえばPDFファイルを読んでいるときもワンタッチで辞書引きが行えます。

キーボードショートカットの割り当ては次の手順で行ってください。

  1. アップルメニューまたはDockから「システム環境設定...」を起動し、「キーボードとマウス」項目の「キーボードショートカット」を開きます。
  2. 一番下の方にある「アプリケーション・キーボードショートカット」の項目を選択してください。
  3. 左下にある+ボタンを押します。
  4. 表示されるダイアログボックスに次のように入力します。
    1. 「アプリケーション」から「全アプリケーション」を選択します。「全アプリケーション」が選択できない場合は、一旦どれかアプリケーションを選択してから、あらためて「全アプリケーション」を選択するとうまくいきます。
    2. 「メニュータイトル」に「DictJuggler」と記入します(文字を間違えないようにしてください。間違えるとうまく動きません)
    3. 「キーボードショートカット」に、使いたいキー(たとえばF1キー)を入力します。自分がよく使うアプリケーションのキーボードショートカットと競合しないように注意してください(ノートブック場合、F1キーを入力するにはキーボード右下のfnのキーを押しながらF1キーを押してください)。
  5. 「追加」ボタンをクリックしてダイアログボックスを閉じます。
  6. キーボードショートカットを有効にしたいアプリケーションがすでに起動している場合はいったん終了します。
  7. そのアプリケーションを起動します。
  8. 辞書引きしたい単語を選択します。
  9. アプリケーションメニューから「DictJuggler」(バージョン1.23以前では「DictJugglerで辞書引き」)を一度選択して、辞書引きが行われるか確認します。
  10. 手順4で指定したキーボードショートカット(たとえばF1キー)を押して辞書引きが行われるか確認します。

これ以降、このアプリケーションでワンタッチで辞書引きができるようになります。下記の点にご注意ください。

  • サービスメニューに対応していないアプリケーションでは、設定したキーボードショートカットを押してもDictJugglerによる辞書引きはできません。
  • キーボードショートカットを有効にしたいアプリケーションを起動したまま設定しても即座には反映されません。いったん設定したキーボードショートカットをあとから変更する際も、そのアプリケーションを起動し直す必要があります。
  • キーボードショートカットの割り当てがうまくいかない場合は、「システム環境設定...」の「キーボードショートカット」で、一旦「デフォルトに戻す」を実行してから、もう一度設定してみてください。同じキーボードショートカットが別の機能にも割り当てられているとうまく動きません。重複していないかよく確認してください。
  • 「キーボードとマウス」項目の「キーボードショートカット」に「DictJuggler」(バージョン1.23以前では「DictJugglerで辞書引き」)と入力されているか再度確認してください。
  • これでもうまくいかない場合は、一旦ログアウト(アップルメニューから「xxxのログアウト」を選択)してから再度お試しください。

システム環境設定でキーボードショートカットを指定したら、DictJuggler側では次のように設定しておくのがお勧めです。

  • 「サービスメニューから起動されたときDictJugglerを手前に表示」をチェックします。

上の設定にすると、他のアプリケーションでDictJugglerのキーボードショートカットを押したときに、DictJugglerの辞書ウィンドウだけが手前に表示されて、辞書引き結果がすぐに見られます(emacsからご利用の場合は、リージョンを選択しescape-wあるいはcommand+Cなどでクリップボードにコピーしてからショートカットキーを押してください)。

なお、Keyboard Maestroなどのソフトウェアを使っても、ひとつのキー(あるいはキーの組み合わせ)を押すだけでDictJugglerによる辞書引きが可能になります。

DockのアイコンにドラッグしてもOK ←便利!

どんなアプリケーションにおいても、辞書引きしたい文字列をDockなどのDictJugglerのアイコンにドラッグしても辞書引きしてくれます。

  1. 辞書引きしたい文字列を選択します。
  2. 一旦マウスボタンをはなします。
  3. 選択部分をクリックして、マウスボタンをはなさずにDockのDictJugglerのアイコンまでドラッグしてマウスボタンをはなします。

これで、DictJugglerでの辞書引きが行えます。
「サービス」メニューが使えないアプリケーション(Word、Excel、AdobeのReaderやAcrobatなど)でとくに便利です。

辞書のロックとアンロック

たとえば「いつもは英和・和英辞典だけで十分だけど、たまには検索エンジンも利用したい」という方は、頻繁に使わない辞書を「ロック」することをお勧めします。辞書ウィンドウ右上のロックボタンロックアイコンをクリックすることにより、そのウィンドウをロックして辞書を引かないようにできます。これにより余分な検索を行わなくなるため、DIctJugglerの処理が若干速くなりますし、インターネットの混雑を(これまた若干ですが)緩和することができます。

ある単語を引いたときに、ロックされていない辞書では思うような情報が得られなかった場合、情報が得られそうな辞書をアンロックすることにより、直前に検索した単語について今アンロックした辞書で情報を得ることができます(「後出しジャンケン」のような機能です)。たとえば、普段は「Yahoo!」の辞書ウィンドウだけを使用し、ほかの辞書はロックをかけておきます。より詳しい検索をしたくなったら、ロックしておいた辞書ウィンドウをアンロックすれば、即座に検索されて結果が表示されます。

Googleを一旦ロックして、次の英文の適当な単語を引いてみてください。その後で、Googleをアンロックしてどうなるかお試しください。

The word tsunami is derived from Japanese, and it means a huge wave generated by an earthquake.

Wordファイルやテキストファイルも

DictJugglerではマイクロソフト・ワード(Word)のファイルを表示することもでき、同じようにワンクリック辞書引きの機能が使えます(このほか、テキストファイルとRTFファイルも開くことができます)。この下のリンクをクリックしてWordのファイルを開いてみてください。リンク先の文書をお読みになったら、こちらにお戻りください。

なお、複雑な形式のRTFファイルやDOCファイルの場合、レイアウトが乱れることがあります。また、上記以外の形式のファイルについては、DictJugglerで直接開くことはできませんので、他のアプリケーションで表示した上で、下でご紹介する「キーボードショートカット」や「クイック辞書引きウィンドウ」を使ってDictJugglerによる検索・辞書引きをご利用ください。たとえば、PDFファイルについては「プレビュー」で表示し、辞書引きしたい単語が出現したらその単語を選択してキーボードショートカットに設定したキー(の組み合わせ)を押せばワンタッチで辞書引きができます。

クイック辞書引きウィンドウ

画面上にいつも表示されている小さなウィンドウ「クイック辞書引きウィンドウ」を使うと、手入力した言葉について調べることができます。 辞書ウィンドウ内の単語や、別のアプリケーションに表示されている文字などを対象にする際にご利用ください。

この「クイック辞書引きウィンドウ」は、標準の設定ではほかのアプリケーションを利用しているときも含めて、いつも表示されています。なお、「環境設定...」の「一般」でほかのアプリケーションを利用しているときは隠すよう設定することもできます。また、左上の「クローズボックス」をクリックすれば消すことができます。

DictJuggler使用時に、コマンドキー+/を押すと(キーボード左下にあるリンゴのマークも付いているキー「コマンドキー」を押したままで「/」のキーを押します)、クイック辞書引きウィンドウが隠れている場合は表示され、カーソルがこのウィンドウ内に移動してすぐに入力可能な状態になります。

「辞書」を簡単に切り替え

DictJugglerでは「辞書」を簡単に切り替えることができます。例として「DictJugglerの全機能を30日間無料でお試しいただけます」という文を英訳する場合を考えてみましょう。

「全機能をお試しいただけます」の部分の訳として「try the full functionality of ...」という表現を思いついたとしましょう。まず「try the full functionality of」全体を選択して検索してみます。Googleの検索結果を見ても全体がひとつにまとまって出てくるものはなかなか見つからないため、この表現が正しいかの確認ができません。そこで、辞書ウィンドウのポップアップメニューをクリックして「Googleフレーズ検索」を選択します。この「フレーズ検索」では、すでに入力した「try the full functionality of」全体を引用符で囲んで検索することにより、全体がまとまって出現するページだけを表示してくれます。数十のページがマッチして、使っても大丈夫な表現であることが確認できます。

同じように、「Google日本語検索」を選択すれば、日本語で書かれたページだけを探すことができますし、百科事典(日本語、Wikipedia)を選べば、百科事典のWikipediaで調べることができます。前に、選択した単語は新しい辞書にそのまま引き継がれますので、新たに語句を選択したり入力したりする必要はありません。

なお、メニューに表示される辞書のリストは「DictJuggler」メニューの「辞書マネージャ...」で変更可能です。また、自分で見つけた辞書サイトや検索サイトの登録も可能です。バージョン1.1からは検索サイトで検索をして、「辞書」メニューから「追加...」を選択していただくだけでサイトの登録ができるようになりました。詳しくは、辞書サイトの追加をお読みください。

ほかの辞書引きソフトとの連携

DictJugglerのバージョン1.1から、コンピュータにすでに入っている辞書ソフトを利用することもできるようになりました。現在、Mac OS X標準で搭載されている「Dictionary」のほか「Jamming」「LogoVista辞典ブラウザ」「英辞郎ビューア」で検索可能な辞書をご利用いただけます(「Dictionary」以外は購入(ダウンロード)やインストールが必要です。詳しくは各製品のウェブページをご覧ください)。

たとえば、Jammingをご利用の方は、DictJugglerの「辞書」メニューから「Jamming で検索」を選択すれば現在対象となっている語句をJammingでも検索してくれます。ウェブページやワードの文書をクリックや選択だけで、DictJugglerの「辞書」だけでなく、Jammingなどの辞書アプリケーションでも検索することができます。Jammingでの検索後Jammingのウィンドウを手前に表示するか、DictJugglerのウィンドウを手前に表示するかは「環境設定...」> 「一般」の「ほかの辞書ソフト」 の項目で設定できます。これらの機能や設定は、LogoVista辞典ブラウザや英辞郎ビューアについても有効です。

Safariで読んでいたページを取得

この文書が表示されているWebブラウザウィンドウ上部右側にあるボタンSafariアイコンをクリックする(または「コマンドキー+L」を押す)と、Safariで読んでいたページをDictJugglerが取得し、ワンタッチで辞書を引きながらそのページを読むことができます。また、逆に「移動」メニューの「デフォルト Web ブラウザで開く」(コマンドキー+J — JumpのJ)を選択すると、DictJugglerのブラウザウィンドウや辞書ウィンドウで表示されているページを、Safariなどいつもお使いのブラウザで開くことができます。

辞書サイトの追加

あらかじめ、DictJugglerに登録されている辞書サイトのほかに、ご自分でお使いになるサイトを登録して、DictJugglerで使うことができます。なお、サイトによっては、DictJugglerの辞書引きに対応していないサイトがありますのでご注意ください。アルファベットの単語の検索を行ったときに、URL欄にその単語を含むアドレスが表示されるサイトは、通常DictJugglerで検索可能です。単語が表示されないサイトは通常DictJugglerでは検索できません。

サイトによっては、その利用規約等によってDictJugglerのようなアプリケーションを使って、 自動的に検索や辞書引きを行うことを禁じている場合があります。 サイトの登録を行う前に、利用規約等がある場合はそれをお読みになり、問題がないことを確認してから登録してください。

辞書サイトの追加は次の手順で行ってください。

  1. あらかじめ、DictJugglerのWebブラウザウィンドウで、追加したい検索サイトや辞書サイトなどを開いて適当な語句で検索を行い、検索結果を表示します。
  2. 検索した語句を選択してコピーしておきます。
  3. DictJugglerの「辞書」メニューから「追加...」を選択します。
  4. 「URL」と「検索単語」を入力するダイアログが表示され、URL欄に検索結果のページが自動的に入力されていますので、「検索単語」欄に先ほどコピーした検索語句をペーストします。
  5. 「OK」ボタンを押します。
  6. DictJugglerがURLを自動解析し、内容を確認するダイアログが表示されますので、「名前」「説明」などを変更・追加して「OK」をクリックします(ここで自動分析に失敗した旨のメッセージが表示された場合は、メッセージを閉じてから「キャンセル」を押して、下の囲みの注意をご覧ください)。
  7. 新たに辞書ウィンドウを開いて、追加したサイトを選択し、うまく動作するか確認してください。うまく辞書引きができない場合は、「辞書マネージャ」を表示して、該当する項目に関する設定をダブルクリックして表示し、「エンコーディング」などを変更したりしておためしください。

英和と和英が統合されているなど、検索単語として英語と日本語の両方を受け付ける辞書サイトの場合は、上の手順1の検索単語を日本語にすることをお勧めします。こうすることによって、その辞書サイトで使われている文字コードをDictJugglerが自動判定できます。なお、入力する単語によっては自動判定が難しい場合があります。「辞書」「追加」などの単語は問題が起こることが少ないので、こういった単語でお試しになることをお勧めします。 また、スペースを含む文字列(フレーズ)の検索に対応しているサイトの場合も、何らかのフレーズを検索文字列として入力すると、スペースのエンコーディング形式をDictJugglerが自動判定します。

より詳しい使い方などは「ヘルプ」メニューから「DictJuggler ヘルプ」を選ぶと表示されるヘルプをご覧ください。

便利な使い方

  • 日本語の検索時、終止形でなく活用形(たとえば連用形)が使われている場合、語幹(活用しない部分)を選択して辞書引きをすると、辞書によっては終止形の形(原形)が候補として表示されますので、それを選択すると便利です。
  • Mail、エディタ、Safariなど、ほかのアプリケーションの利用時に辞書引きを行いたい場合は、「サービス」を利用すると便利です。とくに、「キーボードショートカット」を設定すると、ワンタッチで辞書引きが行えます。キーボードショートカットはDictJugglerの辞書ウィンドウ内でも有効ですので、辞書ウィンドウ内に表示された単語をさらに辞書引きしたい場合は、その単語を選択しておいてからショートカットキーを押すことで辞書引きできます(現在の表示内容は消えてしまいますが、「前に戻る」ボタンを押せばまた参照できます)。同様に、クイック辞書引きウィンドウ内に表示されている単語の一部だけを再度検索したい場合は、検索したい単語を選択(ハイライト)しておいて、キーボードショートカットを押すと、素早く検索できます。

さらに詳しくお知りになりたい方は...

より詳しい内容は下記の書類を参照してください。

  • Q&A」 — DictJugglerに関してよくあるご質問とその答えを閲覧できます。
  • DictJuggler製品ページ — DictJugglerに関する最新情報をご確認ください。