トーキングチップ
Talking Chips
Talking Chips
- 自発的かつ均等に話をするゲーム 英語版
- プレイヤーの数: 自由(制限は特にない)
- 所要時間: 自由(制限は特にない)
- 本のページ: p. 218
目的
グループで議論する際にいつも頭を悩ますのが、全員が発言できて、しかも会議を独占する者が出ないよう、うまく舵取りをしなければならないということです。「トーキングチップ」を使えば、全員が話し合いに参加する流れを自然につくることができます。
進め方
- 会議が始まる前に、各自がテーブルの中央に置いてあるチップ(ポーカーチップ、硬貨など)をひとつ手元に取っておきます。
- 発言者はテーブルの中央にチップを出して話します。すべてのチップが中央に出そろったところで、また同じやり方で各自が中央にあるチップを取ります。これを繰り返します。
戦略
トーキングチップのおかげで各人の会議への貢献度が明らかになり、全員が話す機会を得られます。また、普段は発言しない人を「引っ張り出す」と同時に独占者を出さないという効果もあります。
「Talking Chips(トーキングチップ)」は通貨の発想をもとにしており、メールソフトAttent(バイロン・リーブス作)に触発され、デイブ・グレイが考案しました。