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デザインの伝え方 — 組織の合意を得るコミュニケーション術 Tom Greever著 武舎広幸+武舎るみ訳 坂田一倫監修

デザインの伝え方 — 組織の合意を得るコミュニケーション術

クライアントや上司に自分のデザインの良さを理解してもらうためにはどうすればよいのか。 どうしたら、非デザイナーに理解してもらえるのか。 どうしたら、自分のデザインを受け入れてもらえるのか。

「インタフェースデザインの説得術」を指南します。

私の知るかぎり、自分の決定を終始意識化する最良の方法は「書き留める」というものです。日頃無意識にしている思考に形を与えることで、自分の行為、行動を逐一想起可能にするわけです。あなたは測定可能な問題を抱えており、それを解決しようとしているのですから、その問題を書き出して、その横に解決法をリストアップしていきます。どんな方法でもかまいません。自分の思考過程を記録するのに有効なことなら何でもやってください。リストマニアである私は手近の機器で入力したものを、すべての機器と同期し、必要な時にどこででも見られるようにしています。紙にペンで書くほうがいい、思考と実世界をつなぐには手を動かしたい、という人もいるでしょう。書く(描く)のは、簡単なメモでも複雑なスケッチでもかまいません。また、紙にリストアップしていく方法でなくても、絵コンテを使って、解決法の実施前と実施後の違いを示すというのでもよいかもしれません。方法や手段は問いません。大事なのは決断に到る思考過程を具体的な方法で記録することです。

── p. 35

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